事業概要
広告効果測定SaaS「アドエビス」を中核としたマーケティングDX支援と、「EC-CUBE」等のEC構築・運用のコマース支援を両輪で展開する老舗マーケSaaS企業。2026年9月期からセグメント名称を「コマースAI/マーケティングAI」に刷新し、AI企業としての再定位を宣言。
業績サマリー
2025年9月期 通期業績
- 売上:49.3億(YoY +35.7%、17期連続増収)
- 営業利益:2.8億(YoY +70.0%)
- 経常利益:2.7億(YoY +72.2%)
- 当期純利益:-1.4億(減損損失3.3億を計上で一転赤字)
2026年9月期(会社予想)
- 売上:54.5億(+10.5%)
- 営業利益:3.2億(+14.3%)
- 経常利益:2.4億(M&A関連費用で一部減益予想)
- 配当:8.0円
VISION2027
- プロダクト開発会社から「プロダクト+高専門性人財」のビジネスパートナーへ変革
- 生成AI等への先端投資を継続し新収益柱を構築
事業セグメント
- マーケティングAI事業(旧マーケティングDX支援):アドエビス、キャンペーンマネージャー
- コマースAI事業(旧コマース支援):EC-CUBE、ルビー・グループ(M&A子会社)等
主要KPI
- アドエビス売上高:前期比+2.2%、営業利益+80.6%(成熟SaaSで収益性改善フェーズ)
- アドエビス顧客数:一時減少→新規獲得回復基調(具体数値は非開示)
- ARR:非開示
過去推移(億円)
| 期 | 売上 | 営業利益 |
|---|---|---|
| FY23 | 約32 | - |
| FY24 | 約36 | - |
| FY25 | 49.3 | 2.8 |
| FY26予 | 54.5 | 3.2 |
所感
- 老舗アドエビスは低成長だが収益性改善、キャッシュカウ化している
- 成長ドライバーはM&A(ルビー・グループ等コマース領域)にシフト
- 『AI事業』への名称変更は実装より戦略訴求色が強く、アプリ層・AIエージェント組込みを明言
- 減損計上で赤字転落、株価ボラあり。中小型スタンダード銘柄としてIR訴求はAI色で刷新中
- モカ視点:インフルエンサー施策の効果可視化(アドエビスの弱い領域)は攻めどころ