事業概要
ソーシャルメディア分析のSaaS/リサーチコンサルと、AI関連ソリューション(受託開発・システム構築)が旧来の祖業。2025年9月からAIデータセンター事業(GPUサーバ貸し出し=AIインフラ)を本格稼働させ、事業構造を急速に転換中。
業績サマリー
2025年3月期 通期業績(連結)
- 売上:29.4億(YoY +32.0%)
- 営業利益:-49.6億(新規事業先行投資除きで -11.9億)
- 純利益:大幅赤字(AIデータセンター事業立上げに伴う先行費用計上)
2026年3月期(会社予想、2026/1上方修正後)
- 売上:164.2億(YoY +458.0%)
- 営業利益:31.7億
- 経常利益:25.1億(従来1.7億→29.7億に約17倍の上方修正)
- 純利益:20.5億
- 第3四半期累計で売上159.3億(+673%)、調整後EBITDA 7.0億と急伸
中計(公式中計文書は非開示)
- 2027年度:売上1,000億円規模
- GPU保有:将来的に7万基規模
- 豪州AIデータセンター:最大160MW
- 大阪AIスーパークラスタ:NVIDIA B200 5,000基・約390億円規模
事業セグメント
- AIデータセンター/AIインフラ(GPUクラウド、豪州・国内)── 2026/3期の売上成長ドライバー
- SaaS・リサーチコンサル(SNS分析)
- ソリューション(AI・SNSデータ活用の受託開発)
- 親会社+連結子会社9社+関連会社1社
主要KPI
- GPU設置基数
- 契約電力 (MW)
- AIインフラ受注残
- 調整後EBITDA
- SNS側の定量KPIは非開示
過去推移(億円)
| 期 | 売上 | 営業利益 |
|---|---|---|
| 2023/3 | 約20 | 赤字 |
| 2024/3 | 約22 | 赤字 |
| 2025/3 | 29.4 | -49.6 |
| 2026/3予 | 164.2 | 31.7 |
所感
- SNS分析の老舗だが、実態は『AIデータセンター/GPUクラウド銘柄』へ急変貌。PKSHA・HEROZ・ユーザーローカルとは異質(純AIソフトというよりAIインフラ/CapEx型)
- 1契約あたり数十〜数百億規模で、業績のレバレッジと変動リスクが極端に大きい。謎の大口顧客・資金調達(新株予約権)への依存に懸念
- SNS/SaaS領域はモカのダッシュボード観点で最も近接するが、同社の開示ウェイトは低下中。ベンチマークとしての価値は限定的
- 株価・時価総額はテーマ株化しており、AI純粋銘柄比較の「インフラ極」として位置づけるのが妥当