事業概要
旧オプトホールディング。2020年に商号変更しデジタルシフト事業(DXコンサル)を主事業化。子会社オプトを中核としたMarketing事業(運用型広告)、Investment事業を展開。2025/12/3に博報堂DYHDによるTOBが成立し、完全子会社化・上場廃止予定。
業績サマリー
2025年12月期 通期業績
- 売上:約140億(YoY -13.3%)
- 営業利益:約7億(-28.9%)
- 経常利益:約34億(+96.1%)
- 当期純利益:約22億(+64.0%)
- ※Q3累計経常利益33.9億(+22.5%)、Marketing事業Q3:売上30.3億(+10.2%)、営業7.9億(+140.2%)
2026年12月期(会社予想)
- TOB成立・上場廃止を控え、通期業績予想は非開示(2025年期末配当も見送り)
中期経営計画(2024/1〜2026/12)
- 最終年度 2026年を目処に「デジタル産業ドメインのリーダー」を掲げる
- TOB成立により博報堂DYグループ傘下で再編予定
事業セグメント
- デジタルシフト事業:DXコンサル・内製化支援。Ridge-i(AI)と連携、LLMO(生成AI時代のSEO)を展開
- マーケティング事業(オプト):運用型広告・広告クリエイティブ。収益性改善が進行
- 投資事業:CVC・少数持分投資。縮小フェーズ
主要KPI
- 月間AI活用時間:5,000時間
- プロトタイプ検証速度:15倍(DIGGIN' ZERO)
- CRAIS生成テキストCTR:+約20%
過去推移(億円)
| 期 | 売上 | 経常利益 |
|---|---|---|
| 2024/12 | 約161 | 約17 |
| 2025/12 | 約140 | 約34 |
所感
- 博報堂DYHDによる1株2,015円・総額約277億円TOBが2025/12/3成立し完全子会社化、上場廃止へ。SilverCapeの対抗提案(2,380円)も発生し売却プロセスは荒れた
- 単体スケールでは電通G(連結兆円規模)、セプテーニHD(博報堂DY傘下)に遠く及ばず、独立路線の持続性欠如がTOB受諾の背景
- 収益は減収だが経常利益は大幅改善=不採算事業整理・投資事業の益出しが効いた収益構造のスリム化フェーズ
- 博報堂DY傘下でセプテーニHDと並ぶデジタル系子会社となり、グループ内での役割分担(オプト=運用型広告/セプテーニ=運用+メディア)の再編が焦点